ちゃあとの出会い

2009年4月19日 (日)

ちゃあとの出会い

あれはまだ寒い平成9年の2月のある日

当時、八王子に住んでいた弟が連れてきた一匹の

平成8年7月生まれの生後7ヶ月のキジトラの女の子

約9時間の長距離ドライブで疲れてるはずなのに

着いてすぐにアパート内を点検しまくった元気一杯の子猫でした

猫アレルギー持ちで子供の頃にワンコに

噛み付かれた事のある私は猫や犬が怖い存在でした

なのに、なぜかちゃあと一緒に暮らす事になりました

最初はお互いに、どう接して良いかわからずに

寝不足の日々が続きました

それでも、柱や襖での爪とぎも一切せず

トイレの失敗も一度も無い

とっても手のかからない子でした

家に来てから間もなく発情期を迎えたため避妊手術をしました

その時の検査で「猫エイズ」のキャリアと言う事を聞かされました

当時、聞いた事も無い病名でインターネットなんてものは

遠い存在で、本屋さんで猫の病気の本を読みまくりました

どの本にも治療方法は無い「不治の病」としてしか

情報を得る事ができませんでした

ただ、ただ悲しくて・・・

1週間以上は泣いて過ごしたと思います

それでも、普段は元気イッパイのちゃあ

この子の発病を少しでも遅らせ様と

私なりの精一杯の治療(月に1~2度の通院)をしながら

日々を過ごしてきました

その間、色々な事がありました・・・

4回の引越しや、私がお店を始めたり

今の場所もちゃあが繋いでくれた縁で移転しました

八王子に居た時に貰われて行った先の家から捨てられ

保健所に収容されてしまいましたが

色々な方の協力で弟の元に保健所に居るとの連絡があり

当時、貧乏学生だった弟は、なけなしの三千円を払って

ちゃあを迎えに行きました。

鳴き過ぎて声をからしていたちゃあ・・・

保健所の人が「甘えん坊さんですね、ずっと鳴きっぱなしでしたよ」

「でも迎えに来てくれてありがとう」と笑顔でちゃあを

連れて来てくれたのだそうです

猫の殆どは引き取りに来る事が無いそうです

そんな中から生還して来た強運の持ち主

生まれる時にへその緒が首に巻きついていた子

1歳になる前から猫エイズキャリアでありながら

10歳までは、エイズの症状がほとんど出なかった子

11歳と10ヶ月で末期の胃ガンになってしまったけれど・・・

今、現在も闘病中ですが穏やかに過ごす事が出来ています

初めて巡り合った子がちゃあで良かったと心から思います

これからも日々を穏やかに・・・

柔らかに・・・

優しく・・・

凛として・・・

一緒に生きていきたいと思います

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二年前のお正月に写した写真です

まだ太っちょさんでまん丸お目々が可愛い

私の大好きな写真です

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